適性検査SPI2の魅力

総合適性検査のSPIの魅力はどのようなものでしょうか。
人を採用する企業にとっては、個人面談や履歴書ではわからない個人の能力や素質などが把握できることでしょう。

また受験する人は、なにもないのでしょうか。

もちろんそんなことはありません。

受験者にとっても、SPI2に限らず適性検査をうけることはメリットがあります。 それは個人の特性にあった職業や職種に就くことがなくなることだと思います。

ここではSPI2の魅力についてご紹介していきます。

SPI2の前身のSPIは、リクルートマネジメントソリューションズ社が開発した総合適性検査のことです。 総合人事評価を意味しています。 よく聞くSPI2は、SPIを2002年10月に大きく改訂して作られたものになります。 このSPI2は、能力適性検査と性格適性検査から構成されています。 現在の日本では、一番多くの企業において実施されている適性検査といえるでしょう。

適性検査SPI2の目的を見てみましょう。 それは、企業人としての資質を高い技術に基づいて測定することにより、将来の成功度や未経験の仕事への適応度を予測すること、にあります。 約30年以上の歴史があります。 そして30年間に蓄積されたデータから分析しているため、そても精度の高い結果が得ることができます。

最近においては、テストセンター、インハウスCBT、ペーパーテスティング、WEBテスティングなど、実施形態が多様になっています。 それぞれ受検者と企業のメリットが考えられています。 企業やSPI2を受検する人の都合にあわせて、選択できるところもいい点だと言えるでしょう。 具体的には、テストセンターを使う場合は、ペーパーテストと比べると時間が半分と短くてすみます。 これは実施する企業には、コスト削減できるなどのメリットだといえます。

検査結果は、企業が面接の参考資料として使用するのに適しています。 受験者のその人なり人物を理解するツールとなります。 会社内における配置や配属の時にも、面接と同時にSPI2で測定された個人の素質や性格などをつかむことができます。 何も使わない場合と比較して、効果的な人の配置や配属を行うことができるでしょう。

もちろん本人にもフィードバック報告書として結果が返却されます。 受検した人は、自分の性格や資質や特徴を客観的に知ることができます。 この結果を使って、上司との相互理解につなげている会社も多いようです。