適性検査SPI2の実施形態

SPI2の実施形態

適性検査SPI2は、一番たくさんの実施されている適性検査です。
過去は、問題冊子によるものが多かったようです。 現在では、テストセンター、インハウスCBT、WEBテスティング、ペーパーテスティングの4つの形態によってSPI2は実施されています。

ここではSPI2の実施形態についてご紹介します。

テストセンター
大阪や東京などの全国の主要都市に置かれた検査会場のパソコンで受検する形態のこと。 コンピューターを使った最新型の検査です。 約1時間の時間で受検者の性格と能力について検査されます。 結果については、検査終了するとすぐに採点されます。 そして即時に受検者へ配信される仕組みを取っています。

インハウスCBT
採用する会社のパソコンを使って志望者が適性検査を受ける形態のこと。 検査を受けることができる環境を備えたパソコンがあれば、場所にとらわれずに適性検査が実施可能です。 コンピューターを使った最新型の検査です。 テストセンターと同様に約1時間で検査が終了します。 検査終了するとすぐに測定され、企業は結果を取り出してすぐに使うことができます。

WEBテスティング
受験者が自宅のパソコンで適性検査を受ける形態のこと。 検査結果は検査終了時点で即時に採点され企業に報告される。 検査時間は、約1時間程度。

ペーパーテスティング
問題冊子とマークシート方式による形態のこと。

SPI2の実施形態のよるメリットとデメリット

ご紹介した検査形態にはそれぞれメリット、デメリットがあります。 企業は採用活動によって異なる形態を取り入れているようです。

テストセンター
事前に設置された検査会場を使うため、会場設置や管理の手間、費用の負担がなく、多くの人数が受検できます。 身分証明書を確認して、監視する試験管もいるため不正行為がありません。 受検者としては遠い地方の人も自宅に近い会場で受検することができる。 またスケジュールにあった都合のよい日を選べることもあります。

インハウスCBT
本社や支社の場所に関係なく最新型の適性検査が実施できる。 もちろん社内の試験管もいるため、不正行為がありません。 検査終了直後から結果がわかるため、検査後に結果を用いて面接を行うこともできます。 デメリットとしては、パソコン数に応じた受検者数しか検査することができません。

WEBテスティング
会場設置や管理の手間、費用の負担がなくコスト的には一番良い方法です。 また受検する人には、自宅で受検できることで交通や時間にとらわれない方法です。 デメリットとしては、不正行為が起こりやすいことがあげられます。 他人が本人のIDやパスワードを入力して受検することが可能になっています。

ペーパーテスティング
試験管がいるため、不正行為がおこりにくいといえます。 多くの人数が受検できるため、会社説明会やセミナー開催時に適性検査を実施するのに適しています。 しかし結果が即時にわかりませんので、その点はすぐに使いたい場合はデメリットだと思います。